🌼 そっと寄り添う、ひだまりの猫
「だいじょうぶ? 無理しないでね。えへへ」——小さな街のどこかで、誰かがひと息つける場所を作っているのがツムギです。

ツムギってどんな子?
やさしくて、のんびり。ほかの猫の表情や声の小さな変化にもよく気づき、困っている子がいれば自然にそばへ寄ります。あたたかな毛布、お茶の時間、おやつを分けることが大好き。
ちょっと不器用なところ
誰かのためなら張り切れるのに、自分の疲れにはちょっと鈍感。何でも「だいじょうぶ」と笑うので、逆にみんなから心配されることもあります。
ちいさなお話|マフラーを半分こ
風の冷たい朝、ツムギはお気に入りのマフラーを巻いて散歩していました。
道の向こうでヒナが寒そうに耳を伏せているのを見つけると、迷わずマフラーを差し出します。
「ツムギは寒くないの?」とヒナ。「えへへ、だいじょうぶだよ」とツムギ。
でも、やがてツムギの鼻が小さく赤くなりました。気づいたヒナはマフラーをそっと広げ、ふたりの首にかけます。
「いっしょなら、もっとあったかいね」——ツムギは少し照れながら笑いました。
仲間たちとの関係
元気すぎるヒナを見守り、考え込みやすいシオリの横では静かにお茶をいれます。頑張りすぎるタマキの様子にも、誰より早く気づくかもしれません。
『○○な猫たち』は、「○○な彼女達」の6人の個性から生まれた、もうひとつの小さな世界です。猫のツムギを知ってから、人間の彼女達の物語を読むと、新しい一面が見えてくるかもしれません。



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