紫陽花の咲く雨の日
朝から雨が降っていた。
本当なら家でのんびり過ごそうと思っていたけれど、窓の外を見ると紫陽花が綺麗に咲いている。
「少しだけ見に行こうかな。」
透明な傘を差しながら歩く雨の道。
しとしとと降る雨音は不思議と心地よくて、普段よりゆっくり歩きたくなる。
鮮やかな青い紫陽花も、雨に濡れることでより綺麗に見えた。
「雨の日も悪くないね。」
そう呟きながら、しばらく景色を眺めていた。

お風呂上がりのご褒美
帰る頃には少しだけ服が濡れてしまった。
冷えた身体を温めるためにお風呂へ入る。
湯船に浸かると、一日の疲れがゆっくり溶けていくようだった。
お風呂から上がり、タオルで髪を拭きながら鏡を見る。
雨の日の散歩も、思ったより楽しかった。
「たまにはこういう休日もいいかも。」
窓の外ではまだ雨が降っている。
だけど今は、その音さえ心地よく感じられた。
温かい飲み物でも飲みながら、のんびり過ごそう。
そんな穏やかな夜の始まりだった。



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